カテゴリー「気になり畑」の記事

2011年11月23日 (水)

家計簿に会いに行く旅 2

 今日は公共料金の車窓から。
 
 生活費の口座として、とりあえず楽天銀行を試験導入しました。まずはここへ常にキープしておきたい金額を移動。そして公共料金の自動引き落とし設定をはじめます。
 
 最後に7年くらい住んだ実家がオール電化だったため、そのあまりの快適さにすっかりオール電化の素晴らしさを訴える会の会員と化していた私ですが、新たに暮らし始めた新居的な期間限定の我が家的な家のキッチンは、3口コンロがワンダフルに魅惑的な東京ガス。つまり、東京ガスとTEPCOのハイブリッド、つまり、普通です。
 
 9月~10月の支払明細を見ながらネットでカチカチ口座振替書類の請求をしました。はじめにも書類もらったけど、めんどくさくて捨てたりしていたので…。
 
 
1・水道料金
 口座振替の場合、1月あたり50円(税抜)の割引が適用されます。年間で600円、税込630円です。
 
 クレジットカードの場合は、お持ちのカードのグレード等によって異なりますが、多くのカードが100円毎に1Pという設定になっていると思います。2~3人暮らしの平均が2ヶ月で6,000円程度だそうで、私は人よりすこーし多い気がしています。実際8/13~10/13の検針結果が29㎥、6,500円ほどなので、「2ヶ月で6,500円(税抜)」と考えて試算します。6,500円×6回=39,000円、これが年間の支払見込み額。
 
 口座振替では、39,000円-600円=38,400円の支払。ポイント無し。
 クレジットカードでは、39,000円の支払。楽天ポイントが390ポイント付きます。

 ※編集中

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2011年9月24日 (土)

家計簿に会いに行く旅

 銀行口座の提携状況を調査しています。比較サイトは色々あるけど結局銀行のページを見てみないとわからなくてイライラするからです。今回の調査対象は、1・ジャパンネットバンク、2・ソニー銀行、3・楽天銀行、4・住信SBIネット銀行、の4行です。新しい形態の銀行としてはその他にも、じぶん銀行、大和ネクスト銀行、セブン銀行、イオン銀行、がありますが、今回は割愛します。割愛した理由は…なんとなくです。
 
■提携ATM (2011年9月現在)
 とりあえず「セブン銀行+イーネット+ローソンATM」は必須条件だと考えています。どなた様にも異論の無いことと思われます。旅先などで、やっとコンビニを見つけたけど、持っている都市銀行のカードが使えない、そんな思いはもうしたくありません。誰にもさせたくありません。というか逆にJNBがローソンATMと提携していない理由が気になります。色々な意味でななめに潔い銀行だから好きなんですけども。
 
1・ジャパンネットバンク
 セブン銀行、イーネット、ゆうちょ銀行、三井住友・アットバンク
 
2・ソニー銀行
 セブン銀行、イーネット、ゆうちょ銀行、三井住友・アットバンク、ローソンATM、三菱東京UFJ
 
3・楽天銀行
 セブン銀行、イーネット、ゆうちょ銀行、ローソンATM、イオン銀行
 
4・住信SBIネット
 セブン銀行、イーネット、ゆうちょ銀行、ローソンATM
 
 
■提携ATM利用手数料 (2011年9月現在)
 続いて気になる入出金時のATM利用手数料です。案外差があります。しかし「○回まで無料!」という無料化サービスを各社がバラバラっと実施しているため、複雑で結局どれがお得なのかわかりづらく、案外判断の肝にはしづらい面もあります。
 無料回数は口座残高で決まることが多いので、預け入れる予定額で比較するのが良いわけですが、結局自分がいくら預けるか、月に何度入出金をするか、等のスタイルによってどの銀行が自分に合うかは変わるわけですね。まあ、いつも、そうなんですよね。なんでもね。
 
1・ジャパンネットバンク
<入金>
  3万未満 157円
  3万以上  0円
  ※無条件で月1回無料
<出金>
  3万未満 157円
  3万以上  0円
  ※前月預金平均により1~5回無料
  ※前月振込回数により+数回無料
 
2・ソニー銀行
<入金>
  0円
<出金>
  105円(セブン銀行は0円)
  ※無条件で月4回無料
 
3・楽天銀行
<入金>
  3万未満 210円(セブン・イオン)
  3万未満 262円(他)
  3万以上  0円
<出金>
  3万未満 210円(セブン・イオン)
  3万未満 262円(他)
  ※ポイントステージで月1~7回無料
 
4・住信SBIネット銀行
<入金>
  0円
<出金>
  105円(セブン銀行は0円)
  ※無条件で月5回無料
 
 
 と、ここまでの情報では、普通に都市部で暮らす場合、特段の事情が無ければ住信SBIネット銀行が良さそうです。三菱との連携利用を志す三菱パーソンならソニー銀行でも良いでしょう。このご時世に「俺は三菱&ソニーさ」とか言われたら格好良い気もします。ヤフオクのヘビーユーザーならJNBでも許します。ネットバンクが始めに出来たとき、興奮して開設したよねーって感じで思い出的な要素もあるし。トークン楽しいし。
 
 
■予告
 だがしかしここで、クレジットカードとメインのポイントプログラムを合わせて検討するならば。事態はちょっと待った状態です。ポイントをためて、旅をするのか、買い物をするのか、現金還元に絞るのか、好みによってやっぱり別れるところです。カードの年回避、還元率、移項時のレート、なにがなんだかで、ライフスタイルによって決め手はバラバラ離散です。つづく。
 
※上記の情報は素人がなんとなく休日に集めたものなので、私を過信して大事な判断の材料等にはせず、決める時には自分で各行のホームページを確認してください。

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2011年6月22日 (水)

筆ペンペン

 
整理中のポイントピックアップ。
 
 
■国産ペン事情
 
 明治らしい華やかな気配とともに、国産万年筆の歴史は始まります。セーラー万年筆は国内で初めて万年筆の製造販売を始めた、パイロットは国内で始めて純国産の万年筆の製造を始めた、という点をPRしています。創業時期も重なっており、まさに万年筆のライバル企業です。「国産のペンの歴史」を語るには外せないテーマですね。
 昭和41年には、明治政府が公文書へのインク使用を認めます。結局ペンは細かい文字が書けますし、筆より手軽ですから、その後普及していったのは当然でしょう。こうしてやがて、国産インクの開発競争も本格化していくことになります。
 
 明治30年 1897年 ★ゼブラ
  国産鋼ペン先を製造・販売
  ※つけペンはペンで文字や図を書く人に、確かな需要があった
 
 明治35年 1902年
  郵便ポストが黒から赤に変わる
  ※評判が良く、遠くても出す人が増えたとか
 
 明治37年 1904年
  世界の都市部で人力車の需要があり、輸出産業化
  車引きなどふんどし姿に規制、股引着用が義務づけられる
  ※やはりふんどしは近代化にはやばかった
  
 明治41年 1908年
  公文書の文字は墨に限られていたが、インクでも可となる
  ※国産ペン史上、かなり重要なターニングポイント…ッ
 
 明治44年 1911年02月 ★セーラー万年筆
  阪田久五郎、広島県呉市稲荷町にて、阪田製作所創業
  国内初の万年筆、金ペン、画鋲、その他文房具類を製造・販売
  ※案外パイロットより、さくっと先駆者
 
 大正05年 1916年02月 ★パイロットコーポレーション
  純国産初の万年筆製造・販売
  ※純国産のペン先にこだわって立ち上がる
 
 大正05年 1916年 ★寺西化学工業
  筆記用インキ・クレヨンの製造・販売
 
 
■昭和の筆記具開発競争
 
 一方で、毛筆の確かな存在感も忘れてはなりません。
 
 戦前の主要な筆記用具は「墨と筆」、「インクとつけペンまたは万年筆」、「鉛筆」でした。「墨と筆」以外は19世紀の欧米で普及していた筆記用具と同じです。利便性、舶来品への憧れなど様々な要因から、一気に国内にも普及してきたものたちです。しかし質の悪い水性洋風インクは滲みかすれが多く、墨ほどの安定したクオリティ、耐久性はありませんでした。このため、公文書やハガキの宛名書き等は常に墨書きで行なわれていました。明治41年、1908年に公文書の文字がインクでも可となっても、「きちんとしたものはきちんと筆で書く」という世代の習慣は残り、毛筆が完全に失われることはありませんでした。
 
 毛筆が根強く残っている中で、ペンはまた同時に、西洋化される文化の中で着実に浸透していきました。日本では経済の発展とともに新しい筆記用具が次々と開発されました。毛細管現象を利用したフェルトペンが開発され、アクリルのペン先が生まれ、紙面用には水性インクが適していると言われていったことは、まさに昭和の和洋折衷、日本人の創意工夫の歴史そのものです。昭和のペン開発の要点をまとめました。
 
 昭和28年 1953年 ★寺西化学工業
  「マジックインキ」発売
  ※フェルトで直接太い字を書く油性ペン
 
 昭和33年 1958年 ★呉竹
  「墨滴」発売
 
 昭和35年 1960年 ★ぺんてる(大日本文具)
  「ぺんてるペン」発売
  ※ペン先だけをフェルトからアクリル繊維に変え、細字を書けるようにした油性ペン
 
 昭和38年 1963年 ★ぺんてる
  「ぺんてるサインペン」発売
  ※紙に書く際、滲んだり裏移りしたりしないようにインクを変えた水性ペン

 昭和38年 1963年 ★呉竹
  「サインペン」発売
  ※輸出の需要を見込んで改良発売
  ※呉竹以外にも多くのメーカーが独自にサインぺんを製造
 
 
■筆ペン
 
 毛筆は今もなお、フォーマルな筆記用具として文化の中に息づいています。
 しかしそれはひょっとしたら、筆ペンが発明されたからこそ、なのかもしれません。
 
 昭和46年 1971年
  米ニクソン大統領によるドルを守るための非常措置により、
  日本は円高に、輸出産業は先行き不透明な大打撃を受ける
  ※製造・販売各社はサインペンのヒットなどで輸出に傾く傾向だったが、一転
  ※国内で大きな売上を実現する、画期的な新商品開発が必要に
 
 昭和47年 1972年 ★セーラー万年筆
  「ふでペン」発売
  ※ここでもセーラー万年筆がしれっと先駆者
 
 昭和48年 1973年 ★呉竹
  「筆ぺん」発売
  ※「ふでペン」では良質の筆のようには文字が書けなかったため、商機と見て開発
  ※歴史を生かして墨、穂先、芯の持ち味のクオリティの高い商品を開発した
 
 
 さて、次回はこのままぺんてるの研究と書き比べ比較研究を行なうつもりだったのですが…。
 数社の筆ぺんを使い比べてみて、今、私は驚愕しています。呉竹に。呉竹の顔料インクに。呉竹。呉竹です。呉竹の筆ぺんだけクオリティが何もかも完全に格段に違うのです。何これ。字が、字が書ける。というか「トメ、ハネ、ハライが思いのまま」!
 
 と、冷静にレポートできない状況になってしまいましたので、筆ぺんについてはひとまずここまで。とりあえず複数メーカーの商品を使いくらべながら、呉竹にハマりながら、次の停車場へ行くことにします。それにしてもインクの浸透の仕方から穂先のまとまり、なめらかさ、コシ、黒の不透明感、全く滲まないクリアさ、何というクオリティ。
 
 でも墨って必ずしもこんな感じではないわけで。顔料インクの研究も課題ですね。

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2011年6月18日 (土)

筆ペン

 なんか最近筆ペンが流行ってるんですけど私個人の中で。それでわかりはじめたマイレボリューションなんですけど、筆ペン考えた人、イケてますよね。いまさらだけど、いまさら感じました、大事なことでした。それにしてもその後の筆ペン開発し続けてる人もすごいですよね。オズモールのキャッチ「恋に効く! 私が好き!」くらいの完全にまとまった感あるよね。この歴史の中で完璧にまとまってきたものって何でも、ものすごく良いよね。「何かを作った人の気配が好き! 文房具!」ですよね。
 
 でも、筆ペンの歴史がわかるかもしれない、わくわく、といつものように期待してウィキってみました(筆ペン)。でもなんだか、あまりにもざっくばらんで、尋常じゃなくスッキリしてるんですよ。つまり拍子抜け。筆ペンに関するウィキな情報がこれだけのはずが無いんですよ。と、ちょっと苛立ちましたが、親切心で運営されているデータベースにあまり文句は言えないです。ごめん。それにウィキに掲載されている写真が私の手元の筆ペンと同じ「ぺんてる筆」だったので、ちょっと和みました。ありがと。
 
 そこでちょっと考え直して、「ひょっとしたら、ひょっとするかもしれない…」と、何故か英語ウィキも検索してみました(Fudepen)。
 
 何かの予感は気のせいでした。
 
 
■筆ペン
 筆ペンを考える際には、大きくは当然「メーカー」が要素となりますが、その他の筆同様に「毛の質」、そしてペン同様に「インク」が構成要素となってきます。
 軸の好き嫌いもあるとは思いますが、大きさ、長さ、重さ、太さが大きく異なることはなく、主に利き手の指3本の先て軸を立てて持ちますから、本体の形が決め手になってくることは無いと考え、研究要素としては省略します。デザインも同様です。
 
■筆ペンの前にペン、そしてその前に
 
並木良輔
 明治13年 埼玉県旧玉井村(現・埼玉県熊谷市玉井)出身
  東京高等商船学校(現・東京海洋大学)機関科卒
  日本郵船や三井船舶会社に勤め、船乗りとして船の時代を満喫
 明治39年 東京高等商船学校機関科の教授となる
  ※並木式烏口
   製図時に学生が使う「カラス口」を見ていて、
   船上等でもペンにインクを付けなければならず面倒だと苛立ち、
   ひと工夫をしてインクタンク内臓式のカラス口を考案、特許をとる
   
和田正雄
 明治11年 静岡県沼津町出身 割合お金持ちだった
  東京高等商船学校(現・東京海洋大学)航海科卒
  在学中は並木と面識は無かった様子
  三井船舶会社の貨物船「有明丸」にて並木と半年間同船し、意気投合
  舶来品を輸入するばかりの商船で日本のふがいなさを感じる
  並木君に才能を感じ、何かすごいものを作るようにと盛り上げる
  その後下関で製氷業を起業するなどそれなりに時代を満喫
  
 和田、並木に時々送金
  並木はインクタンク内臓つながりで、とうとう万年筆の国産開発に手を染める
  劣化しないペンポイント(紙と接する部分)が作れず苦労する
  ペンポイントは羅針盤の支持ピンと同じ、イリジウム製に違いないと考える

 大正03年
  何をどうしたことやら、並木、イリジウムの加工に成功
  しかしペン先に後から、半分に切ったイリジウム球をつけることしか出来なかった
  書き味が劣悪で、イリジウム球の脱落もあった
  球を切断することは理論的には可能と思われたが、開発費が底をつく
  
 大正05年元旦
  和田、並木に最後の決死の送金
  借金か何かしたらしい
  並木製作所では工場員がみんなで泣いて大興奮
  イリジウムがうまく加工できるような設備等が揃えられたらしい
  
 大正07年01月
  株式会社となり、株式会社並木製作所設立
  和田が経営、並木が開発を担当する
 
 現在 株式会社パイロットコーポレーション
 
 
■しかし筆ペンと言えば…
 
 明治44年 1911年
  阪田久五郎、広島県呉市に阪田製作所創業
  万年筆、金ペン、画鋲、その他文房具類 の製造販売を始める
  パイロットとは海っぽい名前つながりだけど会社としては関係ない
  文具全般の製造販売から始まった企業
  
 昭和07年 1932年
  株式会社となり、株式会社セーラー万年筆阪田製作所設立
 
 昭和23年
  ボールペン発売
 
 昭和33年
  カートリッジ式万年筆発売
 
 昭和47年
  ふでペン発売
 
 現在 セーラー万年筆株式会社
  
  
■じゃあ呉竹って…
 
 明治35年
  綿谷奈良吉、奈良の伝統産業である墨造りを家業として創業
  セーラー万年筆とは呉つながりだけど会社としては関係ない
  毛筆、墨の製造から始まった企業
 
 大正13年
  合名会社、精昇堂商会となる
 
 昭和15年
  株式会社、呉竹精昇堂となる
  
 昭和33年
  液状の墨、墨滴を開発
  
 昭和38年
  サインペン発売
 
 昭和48年
  「くれ竹筆ぺん」が大ヒット
  セーラー万年筆が筆ペンを出した翌年だけど、どうしたんだろう
 
 現在 株式会社呉竹 「トメ、ハネ、ハライが思いのまま」
 
 
■群雄割拠の筆ペン業界、でも、文具屋でよく見るのは…
 
 明治30年 1897年
  石川徳松、独創により国産鋼ペン先を開発
  石川ペン先製作所創業
  つけペンのペン先製造から始まった企業
  関係ないけど「日本鋼ペン先工業組合」っていうのがあるらしいけど、
  ここでつけペンに深入りするとヤバい気配がするので自粛
 
 大正03年 1914年
  ペン先の商品名を「ゼブラ」とする
 
 昭和39年 1964年
  3色ボールペン発売
 
 昭和40年 1965年
  サインペン発売
 
 昭和50年 1975年
  筆ペン、蛍光ペン発売
  筆ペン界への参入は案外遅いのだった、遠慮?
 
 昭和51年 1976年
  速乾性油性フェルトペン「ハイマッキー」発売
 
 現在 ゼブラ株式会社 「コシの強い穂先でより書きやすい」
 
 
■忘れないで!
 
 明治20年 1887年
  眞崎仁六、眞崎鉛筆製造所を創業
  鉛筆の製造から始まった企業
 
 昭和32年 1957年
  三菱シャープナー発売
 
 昭和33年 1958年
  高級鉛筆「ユニ」発売
 
 昭和34年 1959年
  ボールペン製造開始

 昭和36年 1961年
  繰り出し式シャープペンシル発売
  もうあと何を見てもいつ筆ペンを売り始めたのかわからないほどシャーペン企業
 
 現在 三菱鉛筆株式会社 「本格毛筆タッチの書き味で水に流れません。」
 
 
つづく
次回はいよいよ、ぺんてる筆!
ぺんてるに入る前に力尽きただけだけどねっ!
 
明治政府が公文書についてインク使用禁止の通達を出した年や、毛筆必須だった公文書がインクで良くなったあたりの詳しい年号も知りたいところです。

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2011年4月14日 (木)

自分探しノススメ

 前回は、「このようにありたい」というような、他人支配を必須としない自己完結型の望みの優位性を論じました。今回はリスクとリターンの設定について論じます。
 
 他人支配を必須としない自己完結型の望みでも、例えば「毎朝6時に起きる自分でありたい」というような望みは、意識外の世界の影響でうまく叶えられないことがあります。
 願いを「起きられたら6時に起きる自分でありたい」とか、「6時に起きたいという思いだけは持ち続けている自分でありたい」と、少し控えめにするならば、挫折にはならず、叶いやすくなります。
 願いにしろ何にしろ、人が何かを決めるには普通材料というものがあり、想定されているリスクやリターンが脳内に並んでいるものです。例えば、「絶対に毎朝6時に起きよう」と考えるか、「起きられたら6時に起きよう」と考えるかについては、前者はリスクもリターンも大きくしている、後者はリスクもリターンも小さくしている状態です。
 
 性格やケースへの関心の高さによって選択は様々でしょうし、何を選んでも当人がそれで良ければ問題ではありません。
 しかし時に人は、「毎朝6時に起きよう」と思った直後に「起きられたら6時に起きよう」と、望みをすり替えます。自分では解消できないリスクのこと、望みが叶わず落胆する可能性のことを思い、最初に思いついた時よりもリスクとリターンを減らす行為です。
 
 当人がはっきり意識しているかどうかとは無関係に、本心で、深層心理で、無自覚であっても「望んでしまっていること」があるならば、それがその人の設定しているレベルです。これを意識で「この程度で構わないんだ、いいんだ」と修正しても、深層心理が感じる不足感は拭えません。
 「どれくらい望むのか」という程度については、意識と深層心理が同化していない場合に意識でコントロールして設定する事は出来ないので、自分が本当には何をどのくらい望んでいるかを自覚しようとすること、深層心理を意識の中に流しこんで同化していくことは、人生の満足感を上げるためには大切な行動です。

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2011年4月13日 (水)

内向的自意識過剰ノススメ

 この世において、自分の力で実現できる願いとは、「このようにありたい」というこの1つに尽きます。
 
 例えば「(他人に)このように見られたい」または「(特定の誰かに)このように見られたい」という願いは、実現することもあるのでしょうが、自身の力で叶えることが出来ません。「このように見られたい」とはつまり、「(他人に)自分をこのような人物だと感じてほしい」ということで、他人の感想を支配したいという願いです。他人に自分の思い通りに行動してもらうことすら困難なのに、目に見えない感想を継続的に支配し続けることなど言うに及びません。また何をもっても「出来た」という満足を得られません。
 もし「願っていたとおりに見られている!」と満足出来たとしても、勘違いかもしれませんし、明日もそうとは限らず、望み続ける限り不安に脅かされ続けることになります。他人がどう感じているかは想像することしか出来ません。信じても、疑っても、いずれにしても確かな成果を手にすることは出来ません。
 
 他人に影響を与える力のうち、人が他人を動かしたい時、他人を支配して行動させたい場合に発揮される力を、大きくは権力と呼びます。権力の最も原始的な形は物理的な暴力です。少し言語化された形では、高みより人々を俯瞰することによって得られた情報操作力もあります。
 前述の「(他人に)自分をこのような人物だと感じてほしい」という願いを持つと、人は人を操作するために容易に暴力や、情報操作を行ないます。物理的に殴ったり、感情のままに罵ることもあるでしょうし、様々な言葉で望まれない行動をしないように脅迫することもあるでしょう。反対意見を述べる人を非難したり、反対意見を思い浮かべた人が罪悪感を感じるように仕向けることもあるでしょう。感想に影響する情報を隠したり、偽ることもあるでしょう。全て、とてもありふれた人間の行動です。
 「このように見られたい」というような、他人が主語となる文章が願いになっている人間は、こうした行動を当然とるもので、非常にありふれていることがわかります。しかし他人を支配する手段は人それぞれ、性格、シーン、相手によって異なるでしょうが、別個体が行っている「自身に蓄積された情報から感想を抱く」という活動を否定する行為は、権力による他人の支配と呼んで差し支えなく、常に成功するとは限りません。
 
 支配は社会性と深く関係しており、一概に全てを非難することは出来ませんが、実現に非常な努力を要する上に、叶っていても決してはっきりと認識できないような願いだとわかっていれば、他人主体の願いを持ち続けるメリットは大きくありません。
 
 他方、「このようにありたい」という願いは、そのようにあるために活動する人は自分自身であり、願いがかなっているかどうかを感じるのも自分自身ですから、権力は必要ではありません。また、願いが叶っていると満足している時は実際に叶っているのですから、それを信じるか疑うかで迷う必要はありません。
 
 ひとつひとつの具体的な人間の願いには様々なものがありますが、主語によって、「自分を動かしてある状態にしたい。且つその状態を実感して満足したい」というものと、「他人を動かしてある状態にしたい。且つその状態を実感して満足したい」というものの、2種類に大別出来ます。
 他人に関する願いは願えば願うほと心労が重なり、人によっては挫折を味わい、諦めるしかなくなっていきますから、きちんと沢山の人間関係の経験を積み重ねていくなら、自分に関する願いが、新しい願いとして出てくるか、選抜を生き抜いて残ります。どのような道のりであっても、学習の結果たどり着く願いは、結局この世で叶えられる1つきりの願い、「このようにありたい」という願いです。

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2011年3月 2日 (水)

あたたかいコンピューター入門へのメモ

電気に出来ること → 通電
通電することで出来ること → 異なる場所に影響を及ぼし、結果をもたらす
※通信の可能性

電気に出来ること → 磁気を生じさせること
磁気で出来ること → 磁気を帯びた物体を動かす(結果を世界に残す)こと
磁気を帯びた物体を動かすことで出来ること → 磁石を言語として活用すること
※長期記憶の可能性

電気に出来ること → 光を生じさせること
光を生じさせることで出来ること → 光を言語として活用すること
※短期記憶の可能性

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2010年10月30日 (土)

あたたかいコンピューター入門Ⅱ

 
(1)言語
 
 人類の基盤となる機能、言語について、確認しておきましょう。
 
 世界中の神話において、はじめの世界は混沌としていたということが語られています。上下がなく、光と闇がなく、全てを孕む水しかなく、ドロドロの卵の中身のような混沌しかなかった世界、つまり認識できない世界だったと、そしてあるとき神が現れ、世界を区別したと、概ねそのように語られます。上下、男女、内と外など表現は様々ですが、単一だった混沌が、区別によって秩序を持った世界に変化したというイメージは、古代の神話に多く共通しています。
 
 人類にもたらされたのは「区別」です。区別とは分別であり、意識を構築するものです。つまり「言語」です。
 
 人類がどのようにして言語を手に入れたのか、それは私にはわかりません。しかしとにかく言語が人に、事物の認識、脳内での考察、他人への伝達、未来への蓄積など、様々な力を与えてきたことは確かです。そして言語は、人類全体に情報を流通させる機能を与え、人類全体を社会的な存在とさせています。
 
 言語によって収集された情報たちから産み出され、人の機能、言語の機能を拡張するもの、それがコンピューターです。コンピューターは時折、人の脳に例えられます。しかし人と同一ではありません。では劣っているのかというと、決してそうでもありません。コンピューターが果たしている役割は、人類の機能を補い、支え、広げるというものであり、人そのものとは異なるのです。
 
 
(2)コンピューターの機能
 
 人類が現在までに作りあげてきたコンピューターの働きについて、細かく分解しながら確認しましょう。
 
 まず、大昔のコンピューター、つまりアナログな計算機の機能を例にして、考えていきましょう。
 たとえば日時計は、太陽を見て時間を察するという人の計算行為を代行します。そもそもコンピューターという言葉は計算するものを指す言葉ですから、コンピューターは必ず計算をしています。
 
 また、日時計の影が落ちる地面や板に印を付けられた時などには、何かが起こった時刻を覚えておくという記憶行為も代行します。計算行為と重ねれば、何かの時点から現在までに、どれだけの時間が経過したのかも計算していることになります。
 計算することと、記憶すること、この二点はコンピューターの主要な機能として、非常によく知られているものです。
 
 これらの機能の他に、もう一点、コンピューターには重要な性質があります。同一性です。
 「日時計が午後1時を指していれば午後1時だ」というときに、日時計が午後1時を指していたら、見る人は全て同じ計算結果、つまり現在は午後1時であるということを共有します。
 二人の人が朝早くに会う約束をしても、朝早くという言葉の意味が共有されていなければ、また朝の時間の計算結果が共有されていなければ、二人は約束どおりに会えません。しかし日時計が午前6時を指す時に会う約束をした人たちは、主観に左右されずに「正確な」待ち合わせ時間を共有します。
 
 同一性とは、一致している、共有される性質のことで、人はこの性質の強さを基準に「正しさ」を語ります。
 
 
(3)計算
 
 ところで計算には、必ず動いて流れているものが必要です。時間を数えるのは時間が流れているからですが、時間に合わせて動く天体や、流れる水、落ちる砂がなければ、時間は数えられません。
 
 こうした観点から、電流と伝導体と絶縁体が駆使されている現在のコンピューターについても、働きを分解しながら確認していきましょう。

 ※編集中

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2010年10月11日 (月)

あたたかいコンピューター入門Ⅰ

(1)あたたかいコンピューター
 
 まず、コンピューターとは何かを、確認しましょう。
 
 私たちが単に「コンピューター」と言うとき、それは普通、ディスプレイやキーボートと一緒になって机に置いてある、「パーソナルデジタルコンピューター」のことを指しています。
 しかしこの「コンピューター(computer)」という言葉が表しているものは、「計算するもの」という、非常に簡潔な意味だけです。
 
 原始的なコンピューターには、日時計、砂時計、水時計があります。天文学者が使う天球儀、太陽系儀も、数々の計測器、計量器、積分器なども全てコンピューターです。有史以前より人類は、計算をしながら、計算をさせながら、コンピューターと共に暮らしてきました。
 
 
(2)宇宙の秩序
 
 次に、この宇宙では常に、この宇宙の秩序が共有されていることを、確認しましょう。
 
 世界には秩序があります。重さを持つ物は地上へ落ちていきます。置いてある石は、そのまま置いておくと置かれたままになっています。水を熱し続けると、やがて蒸気があがります。
 人によって結果が異なるということが無い、こうした普遍的な法則を、人類は「この宇宙らしい(cosmic)」、「コスモス(cosmos,秩序,宇宙,世界)」と言います。
 
 人間は日々、あるときある人のところへ行って何かを伝えるという行為をしますが、すでに全員で共有している宇宙の秩序があるので、それを情報共有に活用することが出来ます。
 
 移動する人が後から来る仲間に自分の行動を伝えるには、伝える人がひとりそこに立ち、時間を数えている必要があります。しかし地面や石に自分が向かう方角を記し、その時の天体の位置を記しておけば、人が立って時間を数えている必要は無くなります。
 ある出来事を目撃した人がそれを他の場所にいる仲間や後世の仲間に伝えるには、伝える人が叙事詩を記憶して、歌い、歌い継がせ、新しい仲間に出会うたびに歌って聞かせ続けるようにする必要があります。しかし石にその出来事を刻むなら、人が暗記する必要は無くなり、石が存在する限り後世の仲間への伝達が続きます。
 
 コンピューターの発達史は、人類の機能の発達史なのです。
 
 
(3)電気
 
 次に、電気とは何かを、確認しましょう。
 
 古代より人類は、「琥珀(Ēlektron,エレクトロン)をこすると、埃などの軽い物が表面にくっつく」という現象を知っていました。
 それからもずっと、数え切れないほどの大勢の人々が、ありとあらゆる物質をゴシゴシこすったり、こすった物質がどうなるのかを観察したりして、この「琥珀をこすった時のような現象(電気)」に関する情報を収集してきました。
 
 そして、電気が起こる物質と、起こらない物質があること、電気が起こる物質の中でも、ガラスに宿った電気と蝋に宿った電気では種類が違うことなど、様々なことがわかりました。
 この観察の助けになってくれたのが、磁石の存在です。古代から発見されていた「鉄を引きつける石」、磁石には、北を向く側「N極(north pole)」と、南を向く側「S極(south pole)」があります。その同極同士は反発しあい、異極同士では引きあいます。この特徴が、電気を宿した物質にも見られました。
 そこで、電気にも「極(pole)」があるということ、物質を動かす力にはこの「極」が関係していることに、人類は気付いていったのです。電気の「極」は「プラス」、「マイナス」と呼び分けられ、今では人類の基本的な知識のひとつとなっています。
 
 人類が収集してきた知識は、ざっと教科書にまとめられています。
 
 理科の教科書では、「これ以上小さいものは多分存在しない」と思われる物質の最小単位の粒「素粒子」の中に、「電子(electron,エレクトロン)」と「陽電子(positron,ポジトロン)」があり、これらの物質がそれぞれマイナスとプラスの「極性(polarity)」を持っていることが説明されています。
 物質にかかっているどちらかの極への傾きを「電荷」と呼びますが、電荷はこのようにおそろしく小さいものたちにもあるのです。
 
 何も無いように見える空中にも、電子や陽電子は存在しています。ですから電荷はそこにあり、電気が存在するのです。私たちの脳内にも電気が流れています。この世のあらゆる現象が、実は何らかの電気的な現象だとすら言われています。
 
 
(4)電気の可能性
 
 「極性」や「電荷」が何の力なのか、何故そうなっているのか、それはわかりません。
 電気について、生命や自然の美しさを感じない、人工的で異質なものだと感じている人も少なくないと思いますが、電気は自然界を代表する、神秘的な存在です。
 
 しかし電気には法則性が見出されていて、人類は電気を、発生させたり、誘導したり、貯めておいたり、発光させたり、磁石を動かしたり、対極に帯電した他の物質を動かしたり、様々なすることが出来ます。
 
 炎を扱うことが人類の機能を躍進させてきたように、電気を扱うことが人類の機能を躍進させてきました。電気がコンピューターに活用されていることは、宇宙と人類の関係を思えば今や、当然だと思えるでしょう。

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2010年1月31日 (日)

銀行の区分

■銀行の種類
 全銀行の銀行コード一覧は、「都市銀行」、「地方銀行」などの区分ごとに番号が付けられています。しかし近年は新しい業態の銀行が生まれたり、統廃合があったりで、区分や定義があいまいになっているそうです。金融庁の「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」を見ると、「預金取扱等金融機関」の中で分類されていますので、まあこれが公式な区分と考えてとやかく言わずに進むことにします。

※編集中

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